このたび、2023年 9月23日(土)、24日(日)の 2 日間に、早稲田大学先端生命医科学センター(TWIns)にて第16回ITヘルスケア学会年次学術大会を開催する運びとなりました。
本学会は、医療健康福祉分野におけるICT(情報通信技術)の応用や社会実装に取組む大学、研究機関、医療機関、企業等の研究者、および医療・介護サービスの従事者、個人等が、その課題や成果について発表し、議論し、新たな方向性を見いだす場を提供することをもって、我が国における当該分野の学術発展と医療健康福祉の増進により社会に貢献することをミッションとして活動しています。
2020年から始まった新型コロナウィルスのパンデミックの影響がようやくおさまりつつあり、本大会は昨年の大会に続いて本格的なリアル開催となります。本大会のテーマは「デジタル技術が拓く未来のヘルスケア・医療・介護」と掲げ、日本のデジタル分野の遅れを一気に取り戻すことをテーマといたしました。ヘルスケア・医療・介護それぞれの領域でデジタルに携わる研究者、医療者、介護者、事業者がたまたまこの会でめぐり逢い、集い、学び、教え合い、研究成果を発表し、白熱したディスカッションを重ねて、切磋琢磨、さらなる研究への飛躍の機会を提供できる場を作り上げたいと考えております。
また早稲田大学は大隈重信公が創始者ですが、学問や研究は、学理の考究に留まらず、文化、社会、産業への活用の道を拓くことによってさらに発展することを推進してきており、デジタル医学もまた健康・医療・介護・スポーツ・母子保健・創薬・育薬・医工連携・レギュラトリーサイエンス・PHR・デジタルヘルス・AI・ソフトウェア・産官学連携など様々な分野に大きく資するものです。本大会においても早稲田大学ならではの特別講演やイベントなども企画したいと思います。乞うご期待ください。